2017年度年金10兆円の黒字

2017年度年金10兆円の黒字

 

2017年度第1四半期の4月から第3四半期まで12月末までの9ヵ月経過時点では、単年度では過去最高の15兆6千億円の収益を出していました。このままでは20兆円の収益も夢ではなかった。誰もが今年度終わると過去最高更新だと信じていました。

しかし、年が明けてトランプ大統領の米中貿易戦争問題や急速な利上げを懸念する動きから米国株価が下落して、その影響を受けて日本株も下落しました。

この間にGPIFは5兆7千億円の損失を出しました。
最高益を期待していたのが一転して、株価下落による損失に。最終的に2017年度は9兆9千億円のプラスで終わりました。

後半失速したものの、約10兆円のプラスです。
これでもすごい数字です。前年よりも2兆円もプラスなのです。

日経株価は1月から3月まで約15%も下落したのですが、損失が5兆7千億円で済んだのは分散していたからです。

このように、株式以外の債権と短期資産を約50%の割合で分散したので、下落に対しての影響を最小限にしていたのです。

特に2017年度は日本株の収益は5兆5億円と収益の56%を占めていました。外国株の収益は3兆4千億円でした。ここでも日本株式の勢いを感じますね。

最新の運用レポート平成29年度第3四半期はこちらで。
正式に2017年度の最終発表は7月6日に発表になります。注目してください。
年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)運用状況