企業型確定拠出年金(DC)

 

確定拠出年金には「企業型」と「個人型」と2種類がありますが、共通点はどちらとも自分で運用を指示することによって成果に違いが出てきます。言いかえれば自分次第ということです。

「企業型」と「個人型(iDeCo)」との違いは、
企業型・・・会社の退職金制度の一環です
個人型・・・老後資金の自助努力です

掛金(拠出金)にも違いがあります。
企業型・・・会社が負担します(従業員が上乗せもあり)
個人型・・・自分で負担します

出典:特定非営利活動法人 確定拠出年金教育協会HPより

2017年1月より個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入範囲が拡大して注目を浴びるようになったが、大企業の6社に1社は企業型確定拠出年金に加入するほど退職金制度として定着をしてきました。

近年ではその流れが中小企業へとシフトしてきて、今後の中小企業の退職金制度の主流となるようです。

《企業型確定拠出年金のメリット》

【従業員側】
1、掛金は企業が負担してくれる
2、給与でもらわないために社会保険料が抑えられる
3、企業が手数料を負担してくれる
4、企業が手続きを準備してくれる
5、優遇税制がある
6、投資信託の信託報酬が安い
7、企業の運営悪化でも影響が受けにくい
8、自分で運用の指図ができる
9、企業型は拠出金額が個人型より多い

【企業側】
1、運用のリスクを企業が負わなくてよい
2、退職給付引当金を負債として計上する必要がなくなる
3、掛金は損金算入できる
4、求人時の退職金制度として差別化できる
5、従業員の福利厚生の充実が図れる

このように、企業が確定拠出年金制度を導入するメリットはかなり高いと思います。特に企業が従業員に対しての思いを形にすることが難しい中で、この確定拠出年金は目に見えるEC(従業員満足度)ではないでしょうか。

力強く、成長する企業のカギは「人」です。
是非、貴社でも企業型確定拠出年金を導入検討されてみてはいかがでしょうか?

 

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