指標が最高値を示すものの基準価額が上がらない理由はこれだった

S&P500が過去最高値に

株価の価格の目安として「指標」というものがあります。
この指標はカテゴリー別い分かれていて、日本の代表する株価の動きを参考にするのに用いられるのが日経平均株価やTOPIXなどです。

海外にもいくつかの指標があります。
特に有名なのが米国の指標で「S&P500」や「NYダウ」などが有名です。
これらは株式の銘柄の構成が違うので一概に同じ動きをするわけではありませんが、経済が順調な時は共に上がっていきます。

2019年6月20日に昨年の10月以来8か月半ぶりにS&P500が史上最高値を更新しました。NYダウも史上最高値にあと少しで届きそうな勢いです。

米中貿易問題や北朝鮮問題、中東問題などの地政学リスクが高まっているのを横目に、米国経済は相変わらずの絶好調のようです。

そこで乗り遅れているのが日本経済のようです。
昨年の10月の24,000円越えにまで戻す勢いがないのが残念です。
しかし、中期的にみれば恐らく時間差で25,000円ラインまで上げてくる期待はありそうです。

 

 

さて、本題です。

なぜアメリカの経済が絶好調で、S&P500やNYダウも上がってきているのに、投資信託の基準価額は上がってこないのか?

そこにはもう一つのカギとなるマーケットが絡んでいるからです。

そのマーケットとは?

為替市場です。
日本人が日本から世界の市場に投資する場合は現地の通貨に換えて運用しなければいけません。
NYダウに投資する場合も円では運用できないので米ドルにエクスチェンジして運用します。

一方、アメリカ国民がNYダウに投資する場合は自国の市場なので、為替の影響を全く考えずに上昇したらダイレクトに受益が出来ます。

今回はなぜ基準価額が上がらないのか?を考えると、その要因は「円高」のようです。

株式は絶好調だけど、円高が進んでいます。
その影響で、せっかく株式で得た利益も円高で相殺されているのです。
幸い、ユニット数(口数)には関係ありませんので今後円安になれば急上昇する展開も予想されます。

一部でささやかれている世界経済の後退も今のところ株価上昇しているのでまだ成長は止まっていないようです。
あとは円安になるのを期待するだけです。

為替市場はサイクルで相場が動いています。
円高になれば次は円安に。
これを周期で動いています。
この周期で円安の時に株価上昇が重なれば爆上げも夢ではありません。

今後は経済は急激に悪化することはないようですので、為替の回復を待つだけです。

このように海外で運用する投資信託は為替の影響を受けるのも多いようですが、為替ヘッジあり(為替の影響を受けない)の投資信託もありますので、自分のスタンスに合わせてチョイスしたらいいかと思います。