リスクオンとリスクオフ

リスクオンとリスクオフ

 

2008年のリーマンショック後から「リスクオン」や「リスクオフ」といった金融用語が使われるようになった。

では、リスクオンとはどんな意味なのか?
リスクオンとは市場が活性化し株式などが上昇トレンドに入っている状態です。投資家はこのような状態になるとリスクの高い株式などに積極的に資金を投じます。
なので、リスクオン商品とはボラティリティの高い株式が中心の金融商品です。

一方、リスクオフとは景気後退が鮮明となり、市場も低調な推移をしている場合にはリスクを少なくする為に債券などに資金が移ってきます。
リスクオフ商品とは比較的にボラティリティに低い債券が中心となります。

2019年9月1日に米国が中国に対して貿易関税の第4弾を発令が決まった7月8月は景気の悪化を懸念して市場がネガティヴになっていました。
この状態はリスクオフだと思おいます。

しかし、9月以降は米中の貿易摩擦の一段落や香港でもの鎮静化、イギリスの解散総選挙の回避などでマーケットは好調を続けています。

9月13日現在ですが、NYダウもあと約200ドルで史上最高値更新となる勢いです。
日経平均株価も先月は2万円割るかもしれない状態から、現在では22,000円に届く勢いに回復しています。

今こそリスクオンだと思います。

このように、その状況に応じてリスクオン商品やリスクオフ商品を使い分けるのも投資戦略の一つです。
これはタイミングが合えば高い成果を出すことも可能ですが、そのタイミングはプロでも難しい。

市場を予測することは出来ても、その通りに行かないことが多いのも現実です。
リスクオンでもリスクオフでもこれからの長期的な運用に順応していかなければいけません。そのためにあるのが分散投資です。リスクオン商品とリスクオフ商品を組み合わせるのです。

なぜなら、市場か必ず好調不調を繰り返すからです。
市場はサイクルになっているのです。

興味がある方はこの本を読んでみてはいかがでしょうか?

市場サイクルを極める

市場サイクルを極める/ハワード・マークス(日本経済新聞出版社)